こんにちは。あさひです。

前回の講座が好評だったので、続編を作ることにしました。
読んでいない方は一度読んでからこちらの講座をお読みください。

第1回では、すごく雑なドレミの歌を作りました。
あの講座からまともに作曲を始めた人が割といたらしいので驚きです。
でも「音鳴らして満足!」からステップアップできない人が大半です。あれじゃそりゃそうだ…。
そこで今回は「ちゃんそれっぽいの作ってみよう!」という趣旨で行きます。
ジャンルはUK HARDCOREもどきです。

今回は4小節で延々とループできそうな感じのフレーズを作ります。
音源及び自分の腕的な都合で「すごい!」といえる曲が一瞬で仕上がるわけではないので、
過度な期待をしないように!

・用意するもの
FL Studio 
(体験版でOK)
Synth1 - kamome sano patch v0.0

今回はFL12が何故か起動出来なくなってしまっているのでFL11でやりますが、
見た目が若干違う程度で機能的にはほぼ変わらないはずです。
VSTとパッチの導入方法を知っていること前提で行います。(後日補足する可能性有。)

BMSEは今回使いません。あくまで前回の作曲部分の補完です。


さあ、憧れのアーティストの道へ。


こういうダサいタイトルを一度やってみたかったんですよね。
でもホームページの雰囲気が10年くらい前なんでイマイチ合いません。
(2018.10.29)ブログに移行したのでちょっとマシになりました。

・はじめにやること
FL Studioを起動したら、まずF9を押します。
なんか出てくるんですがその右側にFruity Limiterというのがあります。
右側の赤枠の部分を押し、緑のランプを消してミュート状態にします。


fls_1



これは正直言って邪魔です。
FLはデフォルトでリミッターがかかっており、勝手に音圧調整されます。
(使い方を間違えなければ良い機能ですが…。)
BMS制作ではBMS化後の音質が大幅に変化するので使わないようご注意を。

・BPM
上の再生・停止ボタン近くにあるBPM欄をクリックしながら上にスクロール。175まで引き上げて下さい。
ぶっちゃけ170でも180でも問題ないのですが何となく175にします。

fls_0



・ドラム
まずはドラムから組み込みましょう。
手慣れてるならベースからとかメロディからとか何でもいいんですが、
とりあえず決まったリズムがあると便利なので今回はドラムからです。
Kick を右クリックでPiano roll化します。

fls_2



FLのデフォルトのドラム音源は、FL初心者
だと「いい感じ!」と思うかもしれませんが、
手慣れてる人には何だかチープに聞こえます。
しかしこの音は、ピアノロール化して上の方に置くだけでだいぶ印象が変わります。

とりあえず"G5"の位置に、4つ打ちリズムでKickを8個配置します。
ちなみにCはドでDはレでEはミという順番なので軽く覚えといて下さい。
デフォルトの位置はCです。

ちなみに、どういう操作をすればそうなるのかわからないのですが、
8個目のノーツがミュート状態で鳴りませんでした。
こういう場面が今後よくあると思うのですが、右クリックして消し、もう一度配置しましょう。

次にClapを配置します。

fls_3



ClapにはG5とE5に置きます。個人的にしっくり来るのがG5の位置です。
しかし単体だと物足りないので、E5にも置きます。
この2つで何となくそれっぽいClapになります。

次にHatさん
を置きます。
ここでAlt+Vを押してみましょう。


fls_4



なんと!さっき打ち込んだ別の音色が全部薄く表示されます!
便利なのでこれはぜひ覚えておきましょう。
ゴーストチャンネルって呼ぶらしいです。midiシーケンサでいうオニオンスキンですね。

Hatの配置は画像みたいな感じで。
あとClapがまだ物足りないのでC4に同じリズムで2個置きます。

Clapだけうるさいので、Clap の左にある音量調整のツマミを押しながらマウスを下にスクロールし、10%くらい下げておきます。
これでドラムは完成です。

ドラムのmp3


なんか微妙に違ってても問題ないです。そのまま進めましょう。
右側のプレイリストに、今出来上がったPattern 1を2個配置しておいて下さい。


fls_5





次にSynth1のパッチを使います。
VST及びパッチの導入が終わっていることを前提に書きます。
導入方法はこのあたりからどうぞ。

ChannelsからSynth1を選択し、音源を追加します。
まずコード進行から作りましょう。これがないと基本成り立ちません。
kamome sano patch プリセットの中からPad 04を選びます。

fls_7


すごい適当にサーっと並べただけですがこれで行きましょう。
この音色はあまりうるさいと邪魔なのでツマミで音量を半分くらいにしときましょう。

さらにSynth1 VSTを追加します。
今度はベースです。これもないと基本成り立ちません。
ベースはシンプルなBass 01を選びます。
コードに沿ってC3、D3、E3に配置します。

fls_8


基本的にクラブ系では単純な動きの多いベースですが、
生音系(特にJazz系)だと複雑な動きが多くなりがちです。

次はFL Keysを追加します。コードに沿ったピアノを入れます。
これはなくても成り立つんですけど、あったほうが断然いいです。
ここでAlt+Vの機能が化けます。一番最初に作ったコード進行に合わせて打ち込みます。

fls_9


画像だけじゃ初心者にはリズムがわからんってなる気がするので確認用mp3を。
こんな感じです。ちょっと違っててもいいです。


ピアノのみ.mp3

これを全部打ち込むのはちょっとめんどくさいので、
最初の一小節を作ったらCtrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペーストし、
その後にCtrl+クリックで範囲選択しノーツがコードに合うように動かしましょう。
このあたりは前回を覚えていればできると思います。
手動でポチポチでもいいですが、こういうやり方のほうが効率的です。
これを4小節分やりましょう。

仕上げにSuperSawを入れます。
再びVST追加で、プリセットからSuperSaw 2を選びます。

fls_10


基本はコードに沿いますが、UKとかの打ち込み方は人によって結構違います。
ぶっちゃけ自分の感覚で打ち込んでるのでガチ勢からツッコみ入りそうですが、
軽い講座ですしひとまずはこれで仕上げです。

Pattern 2は完成したので、これをプレイリストに配置します。Pattern 1の下です。

fls_11



はい、完成です。

完成したもの.mp3

前回のドレミの歌と比較して、飛躍的にクオリティが上昇したことがわかりましたね!
というわけであなたは「それっぽいのをちょっと作れる人」になりました!おめでとうございます!


さいごに


以上をもちまして当講座は終了といたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あとはあなたのやる気次第です。色んな曲を聴いたり真似たりして個性を身につけましょう。


本音:もうちょっと作曲上手い人がこういう講座やるべきだと思うんだよね!!!

2016/12/22作成、2016/12/25公開、2018/07/19ブログ公開